「じぶんCM」の授業は、楽しみながら子供の自己肯定感を育てる授業

小学校2年生のじぶんCMの授業風景
小学校2年生のじぶんCMの授業風景

人間は自己肯定感を土台として成長していきます。自己肯定感がないと、自分に自信がなくなったり、前向きな心が芽生えなかったり、人間関係を築くのが苦手になったり…。「これをいったら嫌われるかもしれない」などのネガティブな気持ちから、親や友達、他人とのコミュニケーションができなくなったりして、精神的に不安定になったり、キレやすくなったりするといいます。

 

テレビコマーシャルの企画プロセスは、商品の「よいところ」を徹底的に考え、見つけ出すところから、市場に対して、その「いいところ」をどのように伝えていくのか(コミュニケーション)へと発想を転換していきます。

 

『じぶんCM』の授業では、子供達に、自分の「いいところ」を考えてもらい、次に、友達から自分の「いいところ」をリサーチしてもらいます。友達にリサーチすることで「自分では気づかなかった」自分のいいところを発見したり、
「友達にも認めてもらっていた」という喜びを感じてもらう事ができます。
そうして見つけた「自分のいいところ」を、友達の前で発表する「じぶんCM(寸劇)」として仕上げていく作業の中で、自分のことを人に伝えていくコミュニケーション能力を育んでいきます。

 

 

CMを題材に子供達の心を開きます

●普段見ているCMを題材とすることで子供達の入り込み方が違います


子供達が普段テレビで見ているコマーシャルを題材とすることで、

授業のスタートから子供達の興味をつかむことができます。
「CMって1日何本流れていると思う?」「CMって何秒だか知ってる?」
質問に答えてもらうことで、いつもと違う授業という心の障壁を取り除き、

楽しみながらじぶんCM授業への気持ちの集中をはかります。


●CMをつくるという理由が「いいところ」探しを本気にさせます


「コマーシャルは商品の自己紹介、

 良いところをちゃんと伝えないとCMにならないよね」
子供でもスムースに理解できる説明のあと、

「じゃあ、自分のCMをつくるために自分の良いところを探そう」と導けば、

子供達は面白がって自分のいいところに集中していきます。


●友達にも認めてもらうことで自信が持てる


自分で「自分のいいところ」を探した後は、いつも机を並べて

勉強している友達数人から「自分のいいところ」を紙に書いてもらいます。

自分で考えていた「自分のいいところ」は友達も分かっていてくれた。

自分では思ってもいなかった「自分のいいところ」を友達は見ていてくれた。
こういった体験をすることで、子供達の心の中に「自分を好き」

「今の自分でいいと思える」気持ちが芽生えていきます。

同時に自分も「友達のいいところ」を考えますので、

自分も他人も認める心(相互理解力)を育んでいけるのです。

 

じぶんCMの授業の目的

授業の様子を伝える新聞記事
授業の様子を伝える新聞記事


これからの社会において

「生きるちから」として必要となる、
豊かな創造性コミュニケーション能力

 

そして自らを深く考え、違う価値観を持つ

他者を認めていくための自己肯定感

相互理解力を身につけることが

重要であると思います。

  

子どもたちに、楽しみながら、

自分自身を見つめ、

考えを伝え合うことの

楽しさを知ってもらう。


そんな授業を展開しています。

授業の流れ

子供が書いた「じぶんCM」の企画コンテ
子供が書いた「じぶんCM」の企画コンテ

【1時間目】

1.テレビCMのはなし
  CMの役割について考えてみます
2.自分について考えてみよう
  自分の良いところ、人と違う特徴を
  たくさん探して書いてみます
3.友達に自分の良いところを
 見つけてもらおう!
  クラスメイトに自分の良いところを
  書いてもらい交換し合います

【2時間目】

4.じぶんCMのストーリーを作ろう
  人に伝えたい自分の良さをひとつ選び、
  実際のストーリーにしていきます

【3時間目】

5.発表しよう
  つくったストーリーを演劇で発表します。
  友達の発表をみて感想を伝え合います

授業を受けてくれた子供たちからの感想文(小学生)

この前、けんじ先生の作ったCMを見ました。
とってもおもしろかったです。
自分CMを作った時、自分にはいいところなんて
何もないと思っていたのに、たくさんわかって
うれしかったです。

ぼくは自分CMをやってみて、よかったなと
思うものは、ぼくのものです。
なぜなら自分ならではのアイデアがあるからです。
自分CMは、とてもおもしろかったので、
またやってみたいです。

けんじ先生、わたしはけんじ先生のCMがすきです。
わたしはCMコンテをみんなにみせるのが
はずかしかったです。
だけど、友だちのCMコンテをてつだいました。
わたしはクラスのみんなの前であんまりわらえません。
でも、けんじ先生はおもしろくて、

わたしはわらっちゃいます。

前、言葉のじゅぎょうで、自分CMで
友だちのいいところを見つけられました。
友だちの知らないいいところを
見つけることが出来ました。
けんじ先生、ありがとうございました。

CMが何びょうか数えたことがなかったので、
けんじ先生に教えてもらい、うれしかったです。
あと、自分CMを作ることなど考えたことなど
なかったので楽しかったです。

まえのコマーシャルとても楽しかったです。
また、けんじ先生とコマーシャルを
作ってみたいです。

この前、自分のいいところを
コマーシャルにして、はっぴょうしようという
じゅぎょうがありました。
そのじゅぎょう、とても楽しかったです。
おもしろいCMや、やさしいCM、
いろいろありましたね。
またいっしょにCMをつくりたいです。

この前は自分CMのじゅぎょうをしてくださって
ありがとうございました。とっても楽しかったです。
友達が教えてくれたわたしのいいところは
「いつもえがお」でした。
だから、わたしはもっとにこにこ
え顔になって、おちこんでいる人や
ないている人を、すぐにえがおに
してあげたいなあと思いました。
またいつか自分CMのじゅぎょうに
いっぱい教えてください。

自分CMとても楽しかったよ。
また自分CMをやりたいです。
ありがとうございました。
わたしのCMは、みんながわらうCMだよ

ぼくはコマーシャルをやったときは
とてもたのしみでした。
そしてやったとき、とてもたのしかったです。
またやりたいです。
こんどまたあえたら、やってもいいですか。

このまえのCMづくりすごくおもしろかったです。
またけんじ先生が学校にきたらいいなーと思っています。

この前は、コマーシャルを作るのがむずかしくても
たのしかったです。またコマーシャルを作りたいです。

このまえはコマーシャルの作り方を教えてくれて
ありがとうございます。ぼくのいいところは
足がはやいことだと思います。

けんじ先生へ
先生のいいところはおもしろいところと
おもいます。とてもたのしかったです。
 

まえ、コマーシャルづくりをして
とてもたのしかったです。
ぼくは、けんじ先生のじゅぎょうがおわって
すぐにまた、きょうしつであたらしいコマーシャルを
つくってみんなにみせて、みんなおもしろいと
いってくれていたので、とてもうれしかったです。
けんじ先生、コマーシャルづくりをおしえてくれて
ありがとうございました。

この前のCMのじゅぎょうは
とてもおもしろかったです。
わたしの、よいところを、みつけることができました。
ありがとうございます。
けんじ先生、これからも、おもしろく
たのしいCMをたくさん作って下さい。
この前は本当にありがとうございました。

このまえの自分CMおもしろかったです。
けんじ先生がおしえてくれたら、
本当にうまくできました。
でも一回目はちょっとがんばったけど
できなかったけど、二回目はちょっとずつ
できるようになってきました。
でも、三回目はできるようになりました。
CMでしょうじょうもらったのが
うれしかったです。
またやりたいなあとおもいました。

この前はコマーシャルの作り方をおしえてくれて
ありがとうございました。
ぼくの自分CMはせいこうしました。
ありがとうございました。
コンテをかくのはむずかしかったけど
やってみたら、かんたんでした。
とても楽しかったです。
またやりたいです。

この前、自分コマーシャルを
教えてくれてありがとうございます。
また、どこかで会うときは
わたしがよろこぶから、
よろしくおねがいします。

CM作りとても楽しかったです。
ぼくは、はじめてコンテという名前をしりました。
ぼくの題名は、絵が上手という題名です。
ぼくは1番さいしょに発表したので
とてもきんちょうしていました。
でも、CMを作れてうれしかったです。
またCM作りをしたいです。