将来の夢を描く“自信”を楽しく育んでいきます
そのことで沢山の人達が笑顔になり、便利になり、幸せになる。
その出発点にあるのが「企画」であり、
そのアイデアを人に伝えるの「プレゼン能力」もなければ種を育て始めることすらできません。
自分の強みがわからない年代の子供達には友人のCMを考えてもらう
●自分の強みがわからない子供達
中学生、高校生くらいの年齢になると自分の弱みに敏感になるがゆえに
強みを見つけること自体が難しいのではないでしょうか?
自分の良いところ探しは以外と難航するのがこの年代。
大抵は本人が自分の強みをはっきりと分かっていないだけで、
他の人が気付いていないわけではありません。
実は毎日の学校での行動を通して自分の強みを周囲に示しているのです。
周りの友人は、あなたが本当に得意なことに気付いています。
誰かが助けを求めること、その求められていることが、
その子の強みであることはまちがいないでしょう。
●友達のキャッチコピーをつくるという理由が
「いいところ」探しを本気にさせます
「どんな商品であっても、それを上下左右、さまざまな角度から見つめて
光るセールスポイントを見つけ出す」のがCMクリエイターの仕事。
「では、友達を世界に大ヒットさせるキャッチコピーを考えてみよう」という流れで
友達をあらゆる角度から見つめ直し、強み探しを始めていきます。
●観る角度を変えることを覚えてもらう
ひとつの方向から見ていたら、弱みはずっと弱みのままです。
でも、見る角度を変えることで強みは必ず見つかります。
CMプランニングの実例を学びながら、視点を増やすことの大切さを
体験的に覚えてもらい、結果、弱みだらけと思っていた自分自身も
角度を変えれば強みがあるかも・・・と気づいてもらえるよう導いていきます。
実際の授業では、友達が見つけてくれた強みにビックリする子供達もいて
いかにひとつの見方しかしていなかったかに気づいてくれるケースもありました。
友達に認められることで潜在的な自信を回復していきます。
じぶんCMの授業の目的
これからの社会において
「生きるちから」として必要となる、
豊かな創造性とコミュニケーション能力。
新しい価値をつくりだす企画力と
自分にはそのアイデアを生み出す力があると
信じる自信は、将来、職業に就いたときに
もっとも活かされるスキルとなります。
そして、人の心を動かすと意識して行う発表は
人にアイデアをつたえるプレゼン力の基礎訓練です。
CM制作の疑似体験を通して
楽しみながら、社会で「生きる力」を養う
そんな授業を行います。
授業の流れ
【1時間目】
1.テレビCMの制作過程を知る(キャリア教育)
CMの制作を企画から撮影、編集まで
どのような流れで行われているかを学びます。
2.アイデアの作り方
実際のクリエーターがどのようにアイデアを
生み出しているかを学びます。
3.学んだアイデア創作法で友達のキャッチコピーを考える
友人を商品に例え、その友人が世の中でヒットするような
素敵なキャッチコピーを考えます(実技)
4.本人や周りの友人にも聞いてみる(リサーチ)
アイデアを生み出すには多くの情報や材料が必要。
自分では気がつかなかった角度のモノの見方を実感します
5.作ったキャッチコピーを全員の前で発表します。
人の心を動かすようにクリエイティブに考えた
友達のキャッチコピーをクラス全員の前でプレゼンテーションします。
そして、発表が終わったら本人にプレゼントします。
もらった当人も、自分で自信のなかったところを「良い所」として
認めてもらったり、自分の強みについて知ることとなります。
6.田渕からのメッセージ
授業を受けてくれた生徒たちからの感想文(高校生)
『友達の良い所を探してキャッチコピーをつくるというのが
おもしろかったです。大変な工程が多いけど、その分
やりがいも大きい事が分かりました。』
『人に対してほめたり、ほめられたりする機会がなかったので
最初は恥ずかしかったです。でも相手が自分の事を
どう思っていたのかが知れて良かったです。
また機会があったら授業してほしいです。』
『たくさん学ぶことがあっていい機会だったと思います。
田渕先生の授業を受けれて良かったです。』
CMの作り方も初めて知れて、業界用語もおもしろいのがたくさんあったりして
授業はとても楽しかったです。キャッチコピーを考えるのもおもしろくて
ずっと笑ってばっかでした。』
『田渕さんの話は前の社会人講話でも聞きましたが
今回もとても面白かったです。
アイデアの話も聞いて、私もアイデアを沢山出していけたらいいと思いました。
今日は授業をしてくださり、ありがとうございました。また来て下さいね!』
『今日の授業を受けて、自分の興味関心のある事だけでなくて、
他の分野にも目を向けることがアイデアを出すには
大切なんだという事が分かりました。
『アイデアというのを出すためには色々と経験していく事が大切なんだなと思いました。
これからは初めての事でもできるだけ挑戦していきたいと思いました。
初めて聞く話ばかりで面白かったです。』
『自分の良い所を他人から指摘され、
自分にはこういう良いところがあるんだなあと思いました。
キャッチコピーも面白いものばかりで沢山笑いました。
今日は私達のために講演会を開いてくださり、ありがとうございました!
とても充実した時間になりました。』
『相手の「キャッチコピー」を考えるのはとても斬新で面白かったです!
『アイデアを出すことは他の職種にも活かせると聞き、
より一層アイデアの認識が変わりました。
「既存のアイデアの組み合わせ」という言葉はとても心に響きました。』
『いつもと違った授業、相手をCMするという着眼点がとても面白い授業で
日頃、皆の見たことのないような「ネーミングセンス」や、
この人のこういうところが
素敵だということが、とても伝わってきました。』
『今回は2ヵ月ほど前からの計画で、今回の授業、
クラスの意外な一面を見たと同時に、一人ひとりには
一人ひとりにしかない個性があるということが学べました。
また、田渕さんの言葉一つひとつに、とても自信を感じる何かを
皆それぞれ感じとった事だと思います。
今日のことを何かの役に立たせることが、今後の僕らの
この授業への活かし方だと思います。ありがとうございました。』
『CMの制作がやりたいです。』
『CMの構成を知れてたのしかったです。
友達のキャッチフレーズを考えるのも盛り上がっておもしろかったです。』
『普段見慣れているCMの絵コンテや撮影風景が見れて、
とても貴重な体験だったと思います。
そして、友達の良いところを探すところも、とてもいい体験になりました。』
『今回は貴重な体験をありがとうございました。
友達の良いところを探してキャッチコピーをつけるというところも
改めて友達の事についてよく考えるいい機会だったと思います。
そして、これからは自分の中にある可能性に気づき、いろいろなことに
チャレンジしていきたいと思います。』
『CMプランナーという仕事、職業のことだけでなく、アイデアとは
アイデアの生み出し方というどんな職に就いても必要となる力の養い方を
学ぶことができて良かったです。』
『伝統芸能に長く関わっている分、勉強になったこと
新たに興味をもつことができた大変良い時間になりました。
常に誰かのことを考えなくてはいけない分野に進む私は
今日のことを活かし、面白い発想、新しい発想で
患者さんに楽しんで、喜んでもらえるような看護師を目指します。』
『とても解りやすくて楽しい授業でした。
これからも僕達は確実に大人になっていき、沢山のことを経験していきます。
その上でとても大切なことをCMの仕事に関連づけて教えていただき
本当にありがとうございました。』
『今回の授業で、周りの人からの自分のいいところを聞く事ができ、
こんな風に見られているんだ!と思いました。
自分ではできていないと思っていたので嬉しかったです。』
『今回学んだ「アイデア」は他の所でも活かしていけると思うので
本当に良かったです。』
『田渕研路さんの話を聞いて、CMの奥深さが分かりとっても感動しました。
また、友達のいいところをみつけてキャッチコピーをつくるのが難しかったけど
初めてのことでとっても楽しかったです。
人生はアイデアと聞いて、とてもすごいなと思いました。
頭が固いのでたくさんの経験をして、
アイデアがたくさんひらめく人になりたいです。
お忙しい中ありがとうございました。』
『今日の授業では自己肯定感を高めるということで、
自分たちでアイデアを出すことをしてみて
相手のことを思いながらキャッチコピーを考えましたが、
なかなか出てこなくて難しかったです。
でも、考えている時は楽しかったのでまたやってみたいと思いました。
『本日はお忙しい中私達のために授業をしていただきありがとうございました。
今回の授業をしてみて自分たちが見ているCMなどは、
たくさんの人達とお金と時間がかかっていることがよくわかりました。
また業界用語なども教えていただきとても楽しかったです。
自分も将来は芸能界なども出てみたいなと思っているので
これからもっと業界やCMなどについても学んでいこうと思います。
本日は本当にありがとうございました。』
『CMディレクターという仕事を知ることで、
アイデアの凄さというのを知ることができました。
アイデアを多く考えることで、これからの人生をたのしく
充実したものにしていくことができるとわかったので、アイデアを生活の中に
よりいっそう使っていきたいです。』