夢を叶える力を引き出す「自分CM」講演会

中学生全学年に向けた講演風景
中学生全学年に向けた講演風景

キャリア教育的な側面として、テレビコマーシャルがどのような過程で作られているのか?また、どのような人達が関わっているのか?普段、テレビで何気なく見ているテレビCMの舞台裏の話を導入として、これから社会において必要となるアイデアの生み出し方、イマジネーション(想像力)の重要性へと話を進めていきます。


その人が思い描ける範囲=想像力の限界が、その人自身の限界を決めています。限界とは、たいていは思考の限界なのです。ある子供にとっては、ほんの少し大きな声を出して自分の言いたいことを言う。ある子供にとってはなりたい自分に向かって夢を描く。新しい世界に飛び込もうとするとき、そこにワクワクではなく、恐れを感じたら、そこに小さな、あるいは、大きな限界を設けているのです。限界とは主観であり、自分の中に自分が作り上げているものなのです。

 

無限の可能性を秘めた10代の若者達が、想像力の乏しさから自らの限界を低く設定してしまっていることはもの凄くもったいないこと。テレビCMの企画の現場で実際に行っている、思いのままに想像力を広げアイデアを自由自在に生み出し実現していく方法を伝えると共に、自らの限界の殻を破る力を子供達の中から引き出していきます。

 

 

CMを題材に子供達の心を開きます

●大人が人生を楽しんでいる姿を見せること

 

「映画監督になりたい」という中学生の時の夢を叶え、現在進行形で目標を実現している講師だからこそ伝えられる、大人になることは楽しいこと、夢を叶えていくことは素敵なことというメッセージは、まだ見ぬ将来に対して漠然とした不安を持っている子供達にとって「大人になること」への期待を呼び起こしていきます。


●近視眼的な人生観を長期的に視点に切り替えさせる


人は自分の人生に対しては、とても近視眼的なものの見方をするもの。だから、目の前の障害や、たった一度の失敗が人生すべての敗北のように感じてしまいがちです。

「花には花それぞれに咲く時期がある。誰もが春一番に咲く梅の花になりたがるが、ひまわりが梅の時期に花開いても寒さで十分に咲き誇ることはできないのとおなじで、君たちにもそれぞれ咲く時期がかならず来る。友達が花開いたからといって、自分がこれから花咲くつぼみであることを忘れてはいけない」

自分もいつか花開くという肯定感が「自分なんか」という自己否定感を払拭させ、将来にむかって歩んでいくパワーを与えます。

 

●視点を変えることで、欠点も長所に変わる


テレビCMの企画において、商品を上下左右から眺め、視点を変えて新しい訴求ポイントを見つけ出すことは重要なスキルです。一見、なんの差別化もなく見える商品の良い所を、視点を変えることで見つけ出し、世の中に売り出していく。人も欠点に見えること、本人が欠点だと思い込んでいることが、視点を変えることで、最大の長所となることも希なことではありません。視点を自由に変え、自分を、友達を眺められるようになることで、自己肯定感を高め、他者を認める心を育んでいきます。

 

保護者アンケートより

・人生に対して希望をあたえる勇気が沸き上がる感じがしました。

 

・楽しい話で良かったです。

 

・楽しいCMに始まり、あっという間の講演でした。見方を変えてアイデアを生み出す話

 は大人の私にも『ああなるほど』と思うところがありました。

 

・知らない世界を知ることができたのは、子供達にとって良かったと思います。

 

・物事を考える視点をかえることで、世界が広がることをわかってくれたと思います。

 

・面白く話をされていたので楽しく聞かせてもらいました。

 

・今までにない講演だったので良かったと思います。

 

・子供達が前向きになり、やる気ができたと思います。

 

・知らない話を聞けてよかったです。

 

・見聞きできない職業を知ることができて良かった。中学生には楽しい講演だったと思い

 ます。子供に夢と希望を与えた内容で良かったです。

 

・将来の夢を子供が見いだせない時代、今日のような講演を子供が聞くことができたこと

 は非常に有意義なことだと思いました。

 

 

講演を聞いてくれた生徒からの感想文(中学生)

田渕さんの話の中で、最高に楽しい時はこれからだという言葉が一番グッときました。

周りの大人は「今が1番楽しいのだから、大事に過ごしなさい」と言います。なので、自分が大人になって社会に出て行くことが少し不安になってました。しかし、田渕さんの話を聞いてとても心が晴れました。
未来を楽しくするために、今のうちからいろいろなことを学びたいです。

(3年生 竹林聖月さん)

田渕さんの講演を聴いて、間違えることを恐れ、挑戦もしない自分を見つめ直してみました。

今は若いんだから何度だってくじけても、間違ってもいい!たくさん壁にぶつかって挑戦していこうと思いました。それに田渕さんは夢に見ていた事を現在していて、とてもいきいきとしているのを見て、純粋にうらやましく思いました。

(2年生 島屋怜奈さん)

この間はお忙しい中ありがとうございました。

私の夢は保育士になることです。しかしこのごろ、私はその夢をあきらめかけていました。しかし、田渕さんのおかげで少しがんばってみようと思いました。

また、これからいろいろな体験をして、私もいつか、きれいで美しい大きな花が咲くことを信じて、これから1日1日を楽しくがんばっていきます。

田渕さんも大変なお仕事だと思いますががんばってください。

(2年生 柳ヶ水亜子さん)

12月13日はすばらしい講演会ありがとうございました。田渕さんのお話はとてもおもしろくて田渕さんの仕事のことや業界用語を学ぶことができました。田渕さんは仕事の話をするときにとても楽しそうにしていてうらやましかったです。私にはまだ夢はないのですが、自分に1番あった楽しいと思える仕事を見つけられるようにしたいです。そのためにも、いろいろな仕事について学びたいです。先日はわざわざ江内中まで来ていただき本当にありがとうございました。

(2年生 連尺野沙妃さん)

今回の教育講演会は、今までの講演で一番おもしろかったです。それは、自分自身がテレビの世界に興味があることもあったけど一番は分かりやすかったことです。最初、演題を聞いて、眠くなりそうだなと思ったけど必ず花開くときがくると聞いて、なんか少し安心しました。自分にはちゃんとした夢がまだありませんが、やりたいことやれることはやっておきたいと思います。今回は本当にありがとうございました。

(3年生 宮下彩女さん)

講演を聴いて、私は「私にも可能性がある」ことがわかりました。自分が限界を決めてしまってはいけない。まさにその通りだと思います。だから人にはいくつもの大きな壁があるんだと思います。乗り越えられるから壁があると思います。私も可能性を信じて、自分の夢に向かっていきたいです。

(2年生 尾野島秀佳さん)

本日はお忙しい中、江内中学校に来て下さりありがとうございました。講演の中で得られたものはたくさんありますが、その中で私はもっと視野を広げてみようと思いました。もともと私は自分の価値観だけで決めたりするところがあります。だから、もっと視野を広げて新たなアイデアなどを生み出していきたいです。本当にありがとうございました。

(3年生 野平愛実さん)。

先日は本校にいらしてくださいましてありがとうございます。実は、講演の最初、落ち込んでいました。(私情で)ですが、田渕さんの明るくおもしろいパワーで元気になれました。さつえい現場にすごく興味があるのですが、行くことができません。
なので、映像を見れてとてもうれしかったです。
ありがとうございました。

(1年生 松山優さん)

私には夢があります。なので、田渕研路先生の話を聞いてとても勉強になりました。これからの人生はまだまだ長いということ、今はつらくても、のりこえれば楽しいことがあるということなどいろいろわかりました。これからは田渕先生の話を思い出してつらいことなど乗りこえようと思いました。

(1年生 野村美友さん)

結構難しい内容なのかなと思って始まるのを待っていたので、始まってからが楽しかったです。
夢の叶え方のアドバイスがタメになりそうなものばかりで勉強になりました。自分も実現が難しい夢を持っているのでこれから先のことに活かしていきたいです。

(3年生 竹林優月さん)

田渕さんの講演で一番頭に残っているのは、脳の検索エンジンで「~でない」と調べてはいけないという言葉です。ノミの話でもあったように自分でこれ以上できないと決めつけては、できることもできなくなってしまうと思いました。何事にも失敗を恐れず挑戦していきたいと思います。

(3年生 井手上健太くん)

とてもおもしろかったです。スライドを全て見られなかったのが残念でもっと時間があったら良かったのにと思いました。アイデアはひらめくものだけど、ひらめくにはいろいろな経験をつんだり自分の興味以外のことに関心をもったりと努力が必要なことがなるほどと思いました。勉強も自分の好きなことも絶対将来役に立つ、やれないことはないというのを聞いて、私もがんばろうと思いました。またお話しが聞けると良いなと思っています。本当にありがとうございました。

(3年生 川崎和音さん)

田渕さんのお話はとてもおもしろくて分かりやすかったです。私は自分に自信はあまりありません。でも周りの人が「この人○○を持っていていーなー」と思ってくれているかもしれないと思うと少しだけ勇気が湧いてきます。自分に自信をもつことって大事だなと思いました。

CMはすごくおもしろくて魅力的で、あんなにもたくさんの過程でつくられているなんて初めて知りびっくりしました。楽しい時間でした。

(2年生 牧尾香月さん)

田渕研路さんの講演を聞いて人間にはたくさんの可能性があるとわかりました。なので、まだ一つの夢だけではなくたくさんのことに挑戦していきたいです。そして自分たちでたくさんのアイデアをつくってみんなの役に立てるようなことをしていきたいです。本当に楽しい講演でした。とてもいい勉強になりました。

(1年生 浦窪遥地くん)

 

田渕さん、この前の「教育講演会」はありがとうございました。僕は田渕さんが結構えらい方だと知ってビックリしました。講演会はとてもおもしろくためになりました。心に残っている言葉は「可能性は無限」という言葉が心に残っています。僕は一人一人の可能性は無限ととらえましたがあっていますか?「可能性は無限」という言葉以外にも「わらう」「なめる」などとてもおもしろく表現だと思いました。わざわざ沖縄からありがとうございました。

(2年生 揚松佳生斗くん)